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夜魄

隙間が開くような

何かが抜けるような

この虚無の中

【夜魄】

月が照る空は濁り
瞬ける星々はこの空から消えたのだろうか
ひとりぼっちの月が
恨めしそうに街を見下ろし
耐えることない光たちが
チカチカと
忙しなく
輝き続けるこの無情さに
風は撫でることを止め
激しくあたる

ひとりの月は何を思うか

静かに冷たく照りながら
何を語るのか
凛とした光は
痛く目を挿し、絶え間なく
何かを伝え続けているのに

誰かが耳をかすことは無く



ふと見上げれば
ひとりきりのお月様
嗚呼私と一緒なのね

語りかける人の多さに
月は人の虚しさを知るだろう
一人ではないと
気づかない、愚かさに
お嘆きになるだろう

空は濁り、見えないだけで
星々が今もまだ
忙しなく輝き続けることに気づかない
哀れな人に優しく
その瞳を向け
濁った故に、周りにいるモノに気づかない
哀しき人を包み込み
いつか気づくことを
空高く、暗き空を照らしながら
寂しい光を見つめながら
月は今も
慈悲深きその念を、救いを待つモノ達へ…



大切なモノは、無くなって始めて気づくものだと
誰かが云っていた
それは
あって当たり前だったモノ
あって当たり前なモノこそ
日頃から、大切に、何よりも心をこめて
接してあげるのが
あって当たり目でいられる方法
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/11/23 00:25】 | ことば | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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